鉄脚スツール試作3 ~前作の反省を踏まえて2点修正~

前作の反省点は下記の5点でした。

1.重い
2.鉄脚に赤さび
3.鉄脚が内股に見える

4.座板がフラット
5.片手で持てない

今回は上記5点のうち、2と3について修正を試みました。

■ 今回の座板は細身の角材

今回の座板は25mm角の角材を8本です。
25mm厚の板材を割ったのでは無く、ヤフオクで角材として出品されていたものを1,000円(+送料)で購入。
幸い素直な材で、曲がり、反りの修正はほぼ不要でしたので、さらに細くすることにならずに良かったです。

前回作成の鉄脚に載せて、デザインを確認。
ややか弱い印象ながら、約5mmの間隔を空けて8本並べると、キリッとした感じがして悪くありません。

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■ 鉄脚の製作(修正2点)

今回は鉄脚の下側を片側10mm、両側で20mm広げました。
写真でも、若干広がっているのが判りますでしょうか?

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溶接の前に丸鋼の「黒皮剥き」をして、さらにSuper Blueで黒錆処理をしました。

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Super Blueで黒錆処理をした前後にSteel Woolで磨きました。

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溶接後に再度Super Blueで黒錆処理をして、防錆のためにシリコンオイルを塗るのですが、翌日には赤さびが噴出してきます。
しかし、この赤さびはウエスできれいに拭き取ることができ、もう一度シリコンオイルを塗って、ウエスで磨くと、以後赤さびはほとんど出なくなりました。

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■ 座板の製作

8本の角材の両端にテーブルソーで溝を掘り、ここに結合材を入れて接着しました。
接着の際に5.5mmの合板を挟み、間隔が一定になるようにしました。

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■ 完成

黒錆処理をした鉄脚に座板を固定して完成です。

鉄脚は長辺方向が+20mm、短辺方向が+10mmしたに広げました。
意識してみないと判らない程度ですが、見た目の安定感は格段に増したように感じます。

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角材8本の座板は、期待通りにシャープな感じが出た(かな?)

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以前作成したミシン鉄脚を使ったテーブルの前に置いてみました。
ともに鉄脚とナラ材の天板、座板の組み合わせなので、いいコンビネーションです。

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前作のスツールを奥に置くと、脚の開き具合を確認できます。

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鉄脚スツール試作2 ~今回の出来はまあまあか?・・~

 前回の失敗を反省材料に、2脚目の試作を行いました。

今回の出来はまあまあかと思いますが、いかがでしょうか?


■ まずは鉄脚を製作

13φの丸鋼が見た目細すぎで、強度的にも問題がありましたので、今回は16φの丸鋼を使いました。
私が使っているベンダーでは、ちょっと無理がありましたが、何とか曲がってくれました。

角度と捻りの修正は、自作のジグもどきを使って力ずくで行います。
座板取付け用に丸鋼に平鋼を溶接した支持材をコの字に曲げた丸鋼を溶接しました。
塗装はSuper Blueによる黒錆処理とCRC5-56塗布です。

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■ 次に座板を製作

座板にはヤフオクで調達したニヤトー(南洋ザクラ)の角材を約5mmの間隔を空けて並べて使いました。
ニヤトーの裏面にラワン材を埋めて一体化させました。
ニヤトーという材はあまり聞きなれませんが、ラワンに似ていて、ラワンより少し木目が細かいように思います。

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■ 鉄脚に座板を取り付けて完成

平鋼に開けた8つの穴にビスを通して、座板を固定しました。
前回の試作で弱々しく見えた鉄脚も今度は大丈夫です。実際に座って、前後左右に揺らしてみても不安定感はありません。

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ということで、今回の試作はなかなかうまく行ったように思いますが、若干の不満もいくつかあります。

1.重い
座板に使ったニヤトーの厚みがあるせいもありますが、鉄脚自体の重さが結構あります。シンプルな構造にしているのでこれ以上工夫のしようがありませんので、鉄脚はこのままいきます。
また、座板についてもこれ以上薄くすると鉄脚とのバランスが悪くなるように思いますので、仕方ないですね。

2.鉄脚に赤さび
写真でも判りますが、ところどころに赤さびが出ています。目に付きやすいところは一生懸命に磨いて、なんとか目立たなくはなりましたが裏面の磨きにくいところに残ってしまいました。
これについては、他の方法(塗装を含めて)を考える必要があると思います。

3.鉄脚が内股に見える
鉄脚の角度は正確に90度なのですが、錯覚で下に行くにつれて狭くなっているように見えることがあります。
安定性の面でも下に行くにつれて広がっていた方が良いと思いますので、要改善点だと思います。

4.座板がフラット
板でフラットでは、座り心地がいいとは言えませんので、なんとかしたいとは思いますが、ちょっとハードルが高そうです。
デザインの面でも鉄脚とのバランスが難しそうです。

5.片手で持てない
スツールは踏台など、ちょっとした用途に使いますので、可動性を良くするために、座板の中央に長穴を開けて、片手で持てるようにしたいのですが、今回の角材を使ったデザインでは無理があり、断念しました。
事情が許せば何とかしたいものです。



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こんなアイアンハンガーはいかが?

 アイアン加工には木工とはまた違った面白さがあります。

鉄の材料を切って、曲げて、溶接して、塗装するという工程が、素人の私にも比較的簡単に出来るようになったということに、私自身驚いています。
ほとんど道具や工具のおかげである訳ですので、道具、工具、材料メーカーには感謝です。


■ この風景をなんとかしたい

というのが、発端・・

自立式のパイプハンガーの下には、籐製の収納箱があるのですが、長い丈の衣料品で隠れてほとんど見えません。
出し入れも面倒です。

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■ 材料は

13φの丸鋼と厚さ6mmの平鋼
支持材を付ける代わりに、6mmの平鋼を2枚重ね、丸穴を空けて丸鋼を貫通させて溶接しました。

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■ 塗装はSuper Blue

正確に言うと塗装では無く、黒錆加工になります。

Super Blueをウエスに染み込ませ、鋼材の黒皮を剥いた地肌に刷り込みました。
油落としが不十分だったせいか、黒錆が不十分で斑になってしまいました。
少し、赤さびも入っています。

最後にCRC5-56を塗布しました。
このところの高温多湿で、その後赤さびが噴出してしまい、CRC5-56を塗っては磨くを数回繰り返し、なんとか赤さびは止まってくれました。

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■ 完成

部屋の隅のやや高めの位置に取り付けました。
偶然ですが、上のアイアンのカーテンレールとコンビネーションになっています。
支持材無しのデザインは、強度的に若干不安がありましたが、全く問題無く正解でした。

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籐製の収納箱も全景を現し、出し入れもスムーズです。

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鉄脚スツール試作1 ~結果は残念なものに・・・~

8月に入ってからは、雨、雨、雨・・・
涼しいのは良いのですが、DIYをするには今一つ気分が乗らないので、キライです。
そんな中、しばらくご無沙汰だったアイアンワークを行いました。


■ 脚には13φの丸鋼を

ベンダーでコの字型に曲げ、

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角の部分に平鋼を溶接した丸鋼を溶接しました。
溶接後に黒皮を剥き、Super Blueで黒錆処理をした後、CRC5-56で防錆処理をしました。

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■ 座面には2X10のSPFに

平鋼が隠れる程度の溝を掘り、BRIWAX(ジャコビアン)を塗って仕上げました。
座面の真ん中には、片手で持てるように長円の穴を開けました。

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平鋼に開けた4つの穴にビスを通し、SPF材を固定します。

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■ 完成

一応完成ですが、
ウ~~ン、美しくないというか、全然ダメですね。

では、何がダメなのか?
自己採点をしてみましょう。

<鉄脚>
デザイン:シンプルで作りやすい(一応製品化を考えています・・)ことを第一優先に考えてこのデザインにしましたが、見た目弱弱しく、実際に座ってみても前後左右に揺れやすく、13φの丸鋼ではこのデザインは無理なようです。
脚の下のほうに丸鋼を横に溶接すれば強度は問題無くなるのですが、工程が複雑になり難易度が上がるのと、シンプルさが失われそうな気がします。

塗装:塗料を塗るという方法もあるのですが、今回は黒錆処理をトライしました。
防錆処理はCRC5-56ですが、昨今の高温多湿で、なかなか赤さびが止まらないという状況ですが、もう少し様子をみることにします。

<座面>
素材:2X10のSPF材は安くて、加工も簡単ですが、どうしても安っぽい印象が拭えません。
鉄脚との調和はまずますだと思いますが、商品としての魅力があるかというと、?ですね。
座面中央に開けた長円の穴は片手での持ち運びにとても便利で、この座面には「あり」だと思います。

塗料:今回初めてBRIWAXを使ってみました。SPFとの相性は良いようです。SPF材の木目が強調されて、良い感じです。
ただし、商品として見たときに、このままではDIY感があり過ぎで、もう一工夫必要と思います。

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先日作成したミシン鉄脚のテーブルの前に置いてみました。
スツールの鉄脚が細すぎて、頼りなさそうです。

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次回は、上記の反省を踏まえて、試作2を作る予定です。


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ついに白蛇を退治しました ~室内のA/Cダクトの隠蔽~

 自宅のハーフビルドを開始して満7年、
ついにというかやっと最後の作業を終えました。
最後の作業は、2階寝室に取り付けたA/Cダクトの隠蔽です。

まぁ、このままでも差支えは無いのですが、やはり美しいとは言えませんので、ケジメをつける意味で決行です。

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■ 下地材を固定

市販されている樹脂製のダクトカバーはどうしても使いたく無くて、木材を使ってカバーすることにしたのですが、

1.ダクトに沿ってダクトの上を覆う
2.天井からダクトの下まで覆う

の選択で、悩みました。

結論は2の「天井からダクトの下まで覆う」でした。

ダクトに沿って覆うのは作業が難しいのと、1では見た目に自信が持てなかったことが理由です。

天井と壁に下地材を固定

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隅の収まりにやや苦労

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■ 完成

下地材にパインの羽目板をネイルで打つ付け、最後にL字のカバーをして完成です。
A/Cのダクトカバーにしては、随分と大掛かりになってしまいました。

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塗装はせずにこのままです。
天井のパイン材と比較すると、白さが目立ちますが、すぐに焼けて来て、違和感が無くなるはずです。

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■ ミニ棚を取付

カミさんのリクエストで、腰壁の上に小さな棚を取り付けました。
板はナラの集成材で、先週作成したテーブルの天板の余りです。
固定はアングル材と平板を加工して活用しました。

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プロフィール

GASING

Author:GASING
2000年9月に開始した母屋のハーフビルドに引き続き、工房やガレージをセルフビルドしました。
セルフビルドは失敗も多いですが、本当に楽しいです。
次は木工雑貨とアイアン雑貨の商品化にチャレンジします。

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