綿菓子考

 月に2日ほど参加している農業クラブが、地元のお祭りで無農薬有機栽培で育てた野菜を販売しました。

その傍らで、綿菓子の販売をしたのですが、いろいろと興味深い発見がありました。

watagashi.jpg


■ 値段

綿菓子は大人の頭くらいある大きさで、200円の値段で販売しました。
綿菓子販売を始めた数年前は当初100円でしたが、「同業者」の申し立てにより200円となり、以来この価格です。
「同業者」とはいわゆるテキ屋さんではなく、私達同様の副業的な出店者です。

私達が利益度外視(といってもそこそこ利益があります)で100円で売ると、その店の200円の綿菓子が売れないというんですね。
なるほど、そうゆうこともありますね。

ちなみにネットで綿菓子の納得感のある価格はどれくらいかを調べてみると、およそ300円でした。
結果てきに200円という値付けはそこそこ割安感があり、副業的な出店者の利益も損なわないバランスのとれたもののようです。

それでもお祭りの2日間を通して2、3度、「200円は高い!」と言われました。

材料は砂糖と割り箸だけですので、1本あたり30円にも満たない原価です。
それだけを考えると200円という値段は高いようにも感じますが、綿菓子機のレンタル費用や電源としての発電機の費用もあります。また、雨が降れば全く売れないというか作れないリスクがあります。
さらに出店の申請や、交通整理や防犯のための人的協力も必要で、それを考えると人件費は相当なものになりますので、200円という値段は決して高くは無く、また専業者では出来ない値段だと思います。


■ 支払いと釣り銭

親子連れの場合、親が子どもにお金を渡し、子どもがお金を払うというのが大半で、子どもさんが「綿菓子ください」とか「1本ください」とか言いながら渡してくれます。釣り銭があれば、もちろん子どもに渡し、子どもは釣り銭を親に渡します。
このやりとりは何回見ても、ほのぼのとした気持ちになります。

お客の大半は親子連れと小学生高学年から中学生のグループですが、釣り銭を渡すときに、オヤッと思ったことがあります。

千円札の場合、釣り銭は800円となり、できる限り500円玉+100円玉×3個で返すようにしたのですが、500円玉が無い場合は、100円玉×8個でとなります。この場合、ひと目では800円とは判らないはずなのですが、ほとんどすべての子が釣り銭の確認をしないのです。

「さすが日本の子供達、でもちょっと心配。」というのが、正直な感想です。


■ 食べ方

これは個人的な意見です。

棒に付いた状態の綿菓子にかぶりつくのはお勧めできません。
唇に付いた唾が綿菓子に残ってしまい、次の食感がとても悪くなります。
また、綿菓子が鼻や頬、顎に付きやすいですね。

お勧めは、少量を指でつまんで口に運ぶやり方です。
これなら、綿菓子のふっくら感を損ないませんし、量の調整が出来ます。

1個の綿菓子の大きさは見栄えも考慮して、大人の頭くらいの大きささがありますが、ひとりで食べるには多すぎる量です。1つの綿菓子と2~3人で分け合って食べるのが丁度良いでしょう。


■ お祭りと綿菓子

綿菓子はお祭りでしか売っていないと思うのです。
それに、これを毎日でも食べたいという子はたぶんいないでしょう。

お祭りの露天で作り立てだからこそ、買って食べてみたいと思うし、おいしいのだと思いますね。

そんな綿菓子を食べる風景がお祭りの雰囲気を醸しだし、その雰囲気が子どもたちに綿菓子を食べたいと思わせるという好循環を生んでいるように感じます。
その意味では綿菓子はお祭りの一部なんでしょうね。
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Author:GASING
2000年9月に開始した母屋のハーフビルドに引き続き、工房やガレージをセルフビルドしました。
セルフビルドは失敗も多いですが、本当に楽しいです。
次は木工雑貨とアイアン雑貨の商品化にチャレンジします。

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